オンライン診療について

当クリニックでは、定期通院中で症状が安定している方のうち、ご希望があり、医師がオンライン診療での対応が可能と判断した方に対して、パソコンやスマートフォンを用いたオンライン診療を行っています。

オンライン診療には、Curon®を使用しています。
オンライン診療をご希望の方は、まずクリニックへお問い合わせください。

電話番号:042-325-0087

オンライン診療は、通院中の慢性疾患の管理、症状が安定している方の経過確認、薬の継続処方などに利用できる場合があります。一方で、オンライン診療では、聴診、触診、腹部診察、神経学的診察、院内検査などをその場で行うことができません。そのため、すべての症状や病状に対応できるわけではありません。

胸痛、強い息切れ、意識障害、麻痺、ろれつが回らない、強い腹痛、高熱に伴う全身状態不良、血痰、黒色便、脱水が疑われる嘔吐・下痢など、緊急性がある症状では、オンライン診療ではなく、対面診療または救急医療機関の受診が必要です。

オンライン診療中であっても、医師が必要と判断した場合は、外来での対面診療、検査、専門医療機関または救急医療機関への受診をご案内します。

初診または当クリニックに定期通院されていない方のオンライン診療について

初診の方、または当クリニックに定期通院されていない方がオンライン診療を希望される場合でも、医師が問診内容、症状の経過、診療情報、服薬状況などから、オンライン診療で診断や処方が医学的に可能と判断した範囲に限り、対応できる場合があります。

ただし、初診では患者さんの病状や背景情報が十分に把握できないことがあり、情報通信機器を介した問診のみでは、通常の外来診療、対面診療と同等の診察や検査を行うことはできません。

そのため、当クリニックでは、初診からのオンライン診療は一律には行っておりません。症状や病状によっては、最初から外来での対面診療をお願いする場合があります。

また、オンライン診療を開始した場合でも、医師が対面診療が必要と判断した場合は、オンライン診療から外来診療へ切り替えていただくことがあります。以上の点をご理解いただいたうえで、オンライン診療をお申し込みください。

電話再診について

電話再診は、制度上認められていますが、対応できる範囲には限りがあります。

当クリニックで初診を受けたことがある患者さんについて、再診以後、患者さんご本人またはご家族などから病状の変化や療養上の相談があり、医師が電話で治療上必要な指示を行うことが医学的に可能と判断した場合に限り、電話再診として対応することがあります。

電話再診は、定期的な医学管理を電話だけで継続するためのものではありません。慢性疾患の定期診療、継続的な薬の処方、検査結果を踏まえた治療方針の調整などについては、原則として外来での対面診療、または医師が可能と判断した場合のオンライン診療で対応します。

電話では、顔色、呼吸状態、歩行状態、発疹、むくみ、胸部聴診、腹部所見、血圧、酸素飽和度、検査結果などを十分に確認できない場合があります。そのため、電話のみで安全に判断できないと医師が判断した場合は、外来での対面診療、検査、専門医療機関または救急医療機関への受診をご案内します。

電話でのご相談の結果、医師が医学的に必要かつ安全と判断した場合には、療養上の指示や処方の対応を行うことがあります。ただし、電話のみでの処方には限界があり、症状や薬の内容によっては対応できない場合があります。

特に、初診の方、久しぶりに受診される方、症状が急に悪化した方、強い症状がある方、診察や検査が必要と考えられる方については、電話再診ではなく対面診療をお願いしています。

電話再診ではなく、早急な受診が必要な症状

次のような症状がある場合は、電話再診では対応できないことがあります。外来での対面診療、または救急医療機関の受診をご検討ください。

強い胸痛、冷汗を伴う胸部圧迫感、強い息切れ、安静時の呼吸困難、意識がぼんやりする、失神、ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない、強い腹痛、血痰、黒色便、血便、嘔吐を繰り返す、下痢や嘔吐が続いて水分が取れない、高熱に伴う全身状態不良、急な体重増加や強いむくみなどがある場合は、電話のみで判断せず、早めに医療機関を受診してください。

緊急性が高いと考えられる場合は、当クリニックへの電話連絡よりも、救急医療機関への受診や救急要請を優先してください。

ご利用にあたってのお願い

オンライン診療や電話再診は、患者さんの通院負担を軽くできる一方で、対面診療に比べて得られる情報に限界があります。安全な診療を行うため、当クリニックでは、患者さんの病状、通院状況、診療情報、服薬内容、緊急性の有無を確認し、医師が適切と判断した範囲で実施します。

オンライン診療や電話再診をご希望の場合でも、病状によっては対面診療をお願いすることがあります。ご理解とご協力をお願いいたします。

 

リフィル処方について

リフィル処方とは

リフィル処方とは、症状が安定している患者さんについて、医師が医学的に可能と判断した場合に、同じ処方箋を一定期間内に繰り返し使用できる仕組みです。通常の処方箋は1回の調剤で終了しますが、リフィル処方箋では、医師が定めた範囲内で、最大3回まで薬局でお薬を受け取ることができます。

当クリニックでは、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、アレルギー性鼻炎など、症状や検査値が安定している患者さんで、2か月以上の処方を検討する場合には、患者さんの状態に応じてリフィル処方をご提案しています。

リフィル処方は、厚生労働省も活用を進めている制度です。通院の負担を軽くしながら、薬剤師と連携して安全な服薬管理を行うことを目的としています。

リフィル処方のメリット

リフィル処方の大きなメリットは、薬を受け取るためだけに医療機関を受診する回数を減らせることです。仕事や介護などで通院時間を確保しにくい方、定期通院中で病状が安定している方にとって、通院負担の軽減につながります。

一方で、リフィル処方は「診察を省略するための制度」ではありません。医師が病状、検査結果、服薬状況、副作用の有無、生活状況などを確認し、リフィル処方が安全に行えると判断した場合に限り使用します。

また、リフィル処方では薬局薬剤師との連携が重要です。薬剤師が、薬の飲み忘れ、副作用、体調変化、残薬、他院からの処方薬、市販薬やサプリメントとの併用などを確認することで、より安全な服薬管理につながります。必要がある場合には、薬剤師から医師へ情報提供が行われ、診察や処方内容の見直しにつなげます。

リフィル処方の対象となりやすい方

リフィル処方は、すべての患者さんに一律に行うものではありません。対象となりやすいのは、症状が安定しており、薬の内容が大きく変わっていない方、検査値や血圧などが安定している方、副作用や飲み忘れが少ない方、定期的な診察や検査の予定を守れる方です。

たとえば、高血圧で家庭血圧が安定している方、脂質異常症で内服内容が安定している方、糖尿病で血糖管理が大きく変動していない方、アレルギー性鼻炎などで同じ薬を継続している方などでは、病状に応じてリフィル処方を検討できる場合があります。

リフィル処方が適さない場合

症状が不安定な方、最近薬を変更した方、副作用が疑われる方、検査値の確認が必要な方、定期的な診察や検査が必要な病状の方では、リフィル処方が適さない場合があります。

また、急性疾患、発熱、胸痛、息切れ、むくみの悪化、血糖変動、腎機能悪化、肝機能異常、強い副作用が疑われる場合などは、薬局で薬を受け取るだけではなく、医師の診察が必要です。

薬の種類によっても、リフィル処方の対象とならないものがあります。医師が薬の内容、病状、制度上の条件を確認したうえで、通常の処方、長期処方、リフィル処方のいずれが適切かを判断します。

リフィル処方をご希望の方へ

リフィル処方をご希望の方は、診察時に医師へご相談ください。当クリニックでは、患者さんの病状、検査結果、服薬状況、通院状況を確認し、安全に利用できると判断した場合にリフィル処方を行います。

リフィル処方を利用する場合も、定期的な診察や検査は必要です。体調が変わった場合、副作用が疑われる場合、薬が合わないと感じた場合、血圧や血糖値が悪化した場合などは、次回予定を待たずに早めに受診してください。

当クリニックでは、医師と薬剤師が連携し、患者さんが安心して治療を続けられるよう、リフィル処方を含めた安全な服薬管理に取り組んでいます。